WellMil WellMil

相乗りにしない提供の形

同じ仕組みを大勢で相乗りする形だと、サーバーもドメインも送信元も分けられません。WellMil は分けられます。ここは機能の一覧には出ませんが、後から効いてきます。

パートナー事業者ごとに環境を分けます。専用サーバーと専用の送信IPは、初期費用に含まれます。

サーバーとドメインを分ける

  • 環境が分かれる: パートナー事業者ごとに環境を用意します。他のパートナー事業者と同じ器を共有しません。
  • 独自ドメインで公開できる: 受検者や顧客企業がアクセスするURLを、パートナー事業者のドメインにできます。
  • 専用サーバーと専用の送信IP: 初期費用に含まれます(別料金ではありません)。

メールの送信元を分ける(評価も分かれる)

受検の案内や督促はメールで届きます。ここが共有だと、他社の送り方の影響を受けます。

  • パートナー事業者のドメインから送る: 差出人をパートナー事業者のドメインにできます。送信の認証(SPF・DKIM・DMARC)と、宛先不明の戻り先も、そのドメインの下に用意します。
  • 送信の評価が混ざらない: 宛先不明や迷惑メール報告の集計をパートナー事業者ごとに分けています。他社の送信が原因で自社のメールが届きにくくなる、という事故を切り離せます。
  • 届かないときに原因が見える: 戻ってきた理由をパートナー事業者ごとに確認できます。

受検率は「メールが届くか」で決まる部分があります。送信元を分けられることは、運用の安定に直結します。

データの保存先は日本国内に限定

アプリケーションの実行環境、保管領域、バックアップ、帳票の生成、メールの送信——いずれも日本国内(東京)に置いています。事業者を変更する場合も、国内に限定する方針は変えません。

  • 通信: すべて暗号化しています。
  • 閲覧できる範囲: 実施者・実施事務従事者・面接指導を行う医師・管理者の役割ごとに、個人の結果を見られる範囲を分けています。
  • 操作の記録: 操作の記録を残し、パートナー事業者が確認できる手段を用意しています。

バックアップと、戻せることの確認

取っているだけで戻せないバックアップは意味がないので、戻す訓練まで運用に含めています。

  • 取得: 1日1回の全体バックアップに加えて、1時間ごとの差分と、変更の継続的な記録を取っています。保管は35日、暗号化して保管します。
  • 壊されない備え: サーバーが侵害されても過去のバックアップを消せない方式にし、さらにサーバー側からは触れない別の保管先へ毎日複製しています。
  • 戻せることの確認: 毎月、実際に復元して結果を記録しています。復元の作業は各サーバーの中で完結させ、受検結果を検証用の環境へ持ち出しません。

なお、この仕組みの裏返しとして、削除のご依頼をいただいた場合も、バックアップからの消去は保存期間の経過をもって完了します(稼働している環境のデータはすぐに削除します)。

関連: 扱う情報の位置づけと、調達の確認に出せる書類

万一のときに、持ち出せること

長く使う仕組みなので、「このまま閉じ込められないか」は当然の懸念です。契約で決めています。

  • データは引き渡します: 契約が終わるとき、ご指定の形式で受検データをお渡しします。顧客企業への説明と移行のご案内はパートナー事業者が行い、こちらは技術的な情報の提供で協力します。
  • 止まったときの手順を決めています: 復元の手順を運用手順書に定め、毎月実際に復元して確認しています。事業継続の計画も文書にしています。
  • 確認できる書類を出します: 安全管理の状況は、事業者確認用チェックリストの回答・医療情報セキュリティ開示書・責任分界表としてお渡しできます。未整備の項目も、期限つきでそのまま開示しています。

関連: 未整備の事項も含めた開示

よくある質問

契約を終える場合、データは持ち出せますか。

お渡しします。ご指定の形式で受検データを引き渡すことを契約に定めています。引き渡しの完了後、法令で保存が必要なものを除いて当社側のデータは削除します(バックアップからの消去は保存期間の経過をもって完了します)。

他のパートナー事業者と同じサーバーを共有することはありますか。

いいえ。パートナー事業者ごとに環境を分けて提供します。専用サーバーと専用の送信IPは初期費用に含まれます。

受検者に届くメールの差出人を、自社のドメインにできますか。

できます。差出人をパートナー事業者のドメインにし、送信の認証と宛先不明の戻り先も同じドメインの下に用意します。送信の評価もパートナー事業者ごとに分けているため、他社の送信の影響を受けません。

データはどこに保存されますか。

日本国内(東京)に限定しています。アプリケーションの実行環境、保管領域、バックアップ、帳票の生成、メールの送信のいずれも国内です。事業者を変更する場合も国内に限定します。

万一データが失われた場合、どこまで戻せますか。

1日1回の全体バックアップに加えて1時間ごとの差分と変更の継続的な記録を取っており、35日分を暗号化して保管しています。毎月、実際に復元して戻せることを確認しています。