WellMil WellMil

他の選び方との違い

「どこから借りるか」で、後から効いてくる違いがあります。機能の一覧では見えない部分を書きます。

WellMil はストレスチェックの運用を代行しません。だから、パートナー事業者と同じ商売にならず、顧客を取り合いません。

選び方は3つに分かれます

運用も手がけるベンダーから借りる
機能は揃っていることが多い一方、そのベンダー自身が企業から運用を受託しているため、自社と同じ商売をしている相手になります。顧客が競合しうる関係です。
自社で開発する
すべてを自由に決められますが、法改正・様式変更・標準値の改定に自分で追随し続ける必要があります。ストレスチェックは毎年実施するため、開発だけでなく保守が続きます。
運用を代行しないベンダーから借りる(WellMil)
提供元が運用を引き受けないため、顧客の取り合いが起きません。開発と法改正への追随は提供元が担います。

WellMil が「顧客を奪わない」と言える理由

約束の言葉としてではなく、構造として説明できます。WellMil はストレスチェックの運用を代行する事業を持っていません。実施事務の代行・受検勧奨・実施者の提供・結果の説明・面接指導の手配は、いずれも引き受けません。だからこそ、パートナー事業者と同じ商売にならず、顧客に営業をかける動機がありません。

一方、自社で運用を受託しているベンダーは、OEMで貸した相手が自社の顧客と競合しうるため、OEMに全力を注ぎにくい構造にあります。「顧客を取りに来ない」という約束は、運用の事業を持つ側には代償が大きく、真似しにくいものです。

WellMil の売上は、パートナー事業者からの初期費用とライセンス・保守だけです。エンド企業の月額に対するレベニューシェアを取らないのも、同じ理由からです。

奪わないだけでなく、こちらから渡します

運用を代行しないことには、もう一つの帰結があります。企業から「運用を任せたい」という相談が来ても、当社は自分で受けられません。受け皿はパートナー事業者しかありません。大企業からのご相談でも同じで、運用のご依頼はパートナー事業者へお渡しします。

  • なぜ渡せるのか: 当社は運用を代行しないため、運用のご相談を自社の売上にできません。渡す先はパートナー事業者だけです。
  • 費用はいただきません: 紹介の手数料や1件あたりの費用は取りません。パートナー事業者に続けて使っていただくこと自体が、当社にとっての意味です。
  • お渡しする先の選び方: 相談された企業の所在地と、必要とされている領域を踏まえて、対応できるパートナー事業者へお渡しします。
  • 大企業からの相談も同じ: 規模を問わず、運用のご依頼はパートナー事業者へお渡しします。当社が企業と直接お取引するのは、その企業が自社で運用する前提で、独自の指標や帳票を含むシステムの開発をご依頼いただく場合に限られます。
  • お約束はしません: 件数や時期をお約束するものではありません。相談の発生に依存するためです。この点は正直にお伝えします。

当社が運営するサイトでは、2028年4月1日の義務化について調べている企業向けの記事を公開しており、制度を調べている段階の企業からのアクセスがあります。そこから相談をいただいたときの受け皿が、パートナー事業者です。

運用を受託しているベンダーは、これができません。パートナーに渡した相手は、自社の顧客と競合しうるからです。顧客を奪わないことと、こちらから渡すことは、同じ構造から出てきます。

関連: 業種ごとに、どんな顧客接点を持つ事業者が向くか

3つの選び方を表で見る

運用も手がけるベンダーから借りる 自社で開発する WellMil(運用を代行しない)
提供元が運用を受託するか 受託する 受託しない
自社の顧客と競合しうるか しうる しない しない
自社ブランドで出せるか 契約により可
法改正・様式変更への追随 提供元 自社 提供元(月額に内包・追加費用なし)
エンド企業の売上に提供元が関与するか 契約により関与しうる 関与しない(レベニューシェアなし)
開発と保守の負担 提供元 自社(毎年続く) 提供元
相談を提供元から回してもらえるか 構造的に難しい あり(無償・件数の約束はなし)

表の「—」は、その選び方では論点にならないことを示しています。

向かない場合

WellMil が合わない相手もあります。先に書いておきます。

  • 自社に開発体制があり、自社のシステムとして持ちたい場合: 借りるより、作って自社の資産にするほうが筋が通ります。この場合は WellMil ではなく、システムの受託開発としてご相談ください。
  • 実施者を確保する見込みがない場合: 実施者は提供する事業者側で確保する必要があります。WellMil は手配を回す仕組みを提供しますが、有資格者そのものを用意するわけではありません。
  • 1社だけに提供したい場合: 複数の顧客企業をまとめて回すための仕組みなので、1社限定では費用に見合いません。

関連: 実施者を誰が確保するのか

安さでは競いません

ストレスチェックの調査票は公開された法定の様式で、機能そのものでは差がつきにくい領域です。実際に、受検者1人あたりの単価を下げる競争が起きています。

WellMil は安さを売りにしません。毎年実施し、法改正のたびに追随が必要な仕組みだからです。価格を下げる代わりに、法改正への追随とサポートを月額に含めて維持することに費用をかけます。

関連: 実際の料金と課金の考え方

よくある質問

大手のシステムと比べて、どこが違うのですか。

機能の数ではなく、運用を受託するかどうかが違います。WellMil はストレスチェックの運用を代行しないため、パートナー事業者と同じ商売になりません。

自社で開発するのと比べて、どちらがよいですか。

判断の分かれ目は保守です。ストレスチェックは毎年実施し、指針の改定や様式変更が続きます。開発費だけでなく、その追随を自社で続けられるかで考えるのが実際的です。

運用を代行しないのであれば、どこで収益を得ているのですか。

パートナー事業者からいただく初期費用と、ライセンス・保守の月額だけです。エンド企業からの売上には関与しません。

企業からの相談を紹介してもらえるのですか。費用はかかりますか。

当社は運用を代行しないため、運用のご相談はパートナー事業者へお渡しします。紹介の手数料や1件あたりの費用はいただきません。お渡しする先は、相談された企業の所在地と必要とされている領域を踏まえて決めます。ただし、件数や時期をお約束するものではありません。相談の発生に依存するためです。